フラッシュバック
- dangomuuuu
- 2021年7月30日
- 読了時間: 4分
2021.07.30
毎度のことながら、今回はリラプスの製作時のお話を書き綴ろうと思います。
色々な方々からコメントを貰えることも多くなってきており、非常に嬉しく思っております。一度でも聴いてくださった方、ありがとうございます。まだ聴いてない方はどうぞ、お聴きください。
阿亀屋 - リラプス feat.初音ミク
今回のリラプス、はなんというか人間誰しもが持っているであろう過去の過ちについて、嘆いた様な楽曲になっています。過去の自分と今の自分の対話の様なイメージで作りました。前回の不信感シンドロームとは、まるで雰囲気の変わった茹だる様な楽曲にしたいという基盤もありましたね、確か。
完全にこの曲はこういう意味です!というと、まるでそれが正解であるかと捉えられてしまうので、控えますがざっとそんな感じです。
歌詞に関しては、まあいつも通りの感じです。なんだかんだこの制作時のお話といえど楽曲を出す度々に、毎回同じことばかりを反復してしまっている気がしてきました。何度も読んでも面白くないと思うので、重複する部分は割愛して、簡略に書きましょう。歌詞で少しこだわりを持っている部分は、要所要所に過去のボカロ楽曲へオマージュを込めての引用をしています。なんだかこのフレーズ聞いたことあるなあ、って感じた部分がそれです。これは単に、私の大好きな楽曲の息吹をこの楽曲にも宿らせたいと思った所存ですね。
そして今回は、バンドサウンドでの編曲にしました。最初に「バンド曲を作りてえ」となったのがこの曲の発端だったので、根底にはバンドサウンドが根付いていると思います。まあそれでも作っているうちにこの音もいれたい、これもあれもと盛っていったところ、シンセバンドと言いますか、こんな感じの雰囲気が出来上がりました。ピコピコとした電子音と、アナログなバンドサウンドの相違が美しいんじゃないかなと思います。サビとブリッジではギターがわうわうしてますね。プラグインでオートメーションを使ってワウペダルを再現したんですが、やっぱり本物のペダルが欲しいです。買いましょう。はい。
ミクちゃんの声はこれもいつも通りの、少し儚い細めの声になっています。これは完全に好みの問題ですね。細々としたこの声がとても好きで、いつもこんな感じにしてしまいます。85あたりからもうこの声質で固定になってますね。なんだかお恥ずかしい。
前回にもまして、しゃくり多めに歌ってもらいました。インストもなかなかボカロっぽさがないというか、どちらかというとJPOPよりの楽曲であると思うので、機械っぽさよりも人間っぽさを重視した歌い方をしてもらいましたね。まあさほど差はないので、いつも通りってやつです。全てこれで済んでしまう。つまらぬ文になってきた。
最後にイラストについてです。これは、ナルシシズム全開に話すと、結構がんばりました。なんやかんや二週間近くずっと液タブにへばり付いていた様な気がします。そういえば、今回からスマホ戦士を辞職しまして、液タブを使用してみました。いやあ描きやすかった。描きやすいのはもちろんといえど、絵を描くことに対する意欲の様なものが駆り立てられますね。やっぱり作業環境は大切です。形からはいることもいいと思いました。
少し窶れたミクちゃんが、人っけもない路地裏に立ってます。サングラスを持って。
意味は色々と考察してくれているので、ここでは伏せますが、いろんな意味を含めたイラストですー。背景の路地裏は、新宿のゴールデン街をモチーフに描きました。こういう雰囲気が大好きなんですよね。違法な売買が行われていそうな感じというか、ある種イリーガルな情景ではありますが。
ちなみにタイトルのフラッシュバックというのは、リラプスの曲名案です。直前まで、フラッシュバックというタイトルで投稿する予定でしたが、なんやかんや悩んでリラプスにしました。リプラスと間違えている方を見ましたが、リラプスです。どうぞ。
不信感シンドロームとはまた違った楽曲にしあげることが出来たのではないかなと思っております。段々とミックスと調声が小慣れてきました。そして沢山反応をいただけており、嬉しい限りです。リラプスの歌詞は こちら の特設ページに書いてありますので、良ければご覧ください。
8月に投稿する楽曲はもう既に完成しております。これもまた今までと違った雰囲気の楽曲となっていますので、どうぞお楽しみにしていただけると嬉しいです。
では。またね。