継ぎ接ぎの街灯が眠る

2人だけが生きてるらしい

後何時間？夜明けまでは

響く 君の声だ

人目も無い街の中で

ぼくらはそっと手を繋いだ

生き急いでみたってもう

変わりゃしないだろ

ああもう

 

あっという間に朝日が夜を照らした

街の雑踏に憚れ ひとりひとり

ふっと消える様な孤独を

何処か繋ぎ続けるため

歌ってくれよ 消えるまで

 

もうすぐさ 日が昇る

また明日 そう言って笑う

静寂が いつまでも

このままで このままで（なんてね）

 

ねえ街はもう眠ったみたい

静寂の中 針は進む

星を見ようと俯いて

戯けて咽せる君

透明な隔たりをどうかして

遮ってしまえたらな

東雲の空に「またね」を預けて

ほら 朝だよ

 

ハッとして目を覚ました そんな白昼夢

眩い声も遠く ひとりひとり

ずっとこのままでいたいと願いも

夜の中だけに仕舞っていたの

君もでしょ？

 

目が眩む 朝焼けに

気付かないふりをしていたい

止まってよ あと少し

このままで このままで

 

明日が怖いのは

ひたすらに生きているから

誰彼なく羨むのは

美しく汚れているから

憐れと蔑んで 昨日を見落として

性懲りなく生きていた

明日も日が沈むまで

 

継ぎ接ぎの街灯が眠る

2人だけで生きていたい

 

あっという間に朝日が夜を照らした

街の雑踏に憚れ ひとりひとり

ふっと消える様な孤独を

何処か繋ぎ続けるため

歌ってくれよ 消えるまで

ハッとして目を覚ました そんな白昼夢

眩い声も届かない ふたりゆらり

ずっとこのままでいたいと願いも

夜の中だけに仕舞っていたの

君もでしょ

 

もうすぐさ 日が昇る

また明日 そう言って笑う

この夜が いつまでも

このままで 止まってよ

ずっと