見飽きたこの景色を

辿って歩く今日の昼下がり

つまらないこんな日々は

きっと変わりやしないだろう

あなたに繋がる示指

凍てつく様に悴んで動かない

姦しい人生の最中

継ぎ接ぎ塗れの歩幅でさ

 

パロディだらけの世の中をお試しで

真実なんて幻想的口実なんでしょう？

そんなアイロニー 枯れ果てて届かぬ野次となる

こんな憂いも 愛してくれ

 

昨日を切って貼り付けた様な世界じゃ ああ

明日などきっと来るはずもないと判ってたよ

ただ いつまでも嘆く愛も

下らぬ解も尽きやしない

目路に入らぬ声を あなたとその先を

気も知れぬまま

 

宛名の無い名誉を

貰って捨てる今日の宵の末

枠から溢れ落ちていって

初心なまま消えてしまうか

暮れ落ちていく輪廻に

終わりを告げハザード 一停止

囀り声もいつか唸って

縋り付くものも見えないんだろ

 

ギルティ 日めくりしたって虚しいだけ

停滞なんて 衰退と何ら変わりゃしない

こんな隘路に 捨てられたゴミが朽ちていっては

その姿は すぐに元通り

 

孤独に更けるあなたのことを

愛す私も孤独になろうか

耳馴染みの歌 見知らぬレコード

正義モラル欠如 ラダマーシー

声も届かぬ様な最果てで

荒げ叫ぶ自称革命家

コントロールした頭から三つ目

後少し進め

 

昨日を切って貼り付けた様な世界じゃ ああ

明日などきっと来るはずもないと判ってたよ

ただ いつまでも嘆く愛も

下らぬ解も尽きやしない

目路に入らぬ声を あなたとその先を

もう一度

 

孤独を切って投げ捨てた今日のあなたは ああ

まだ明日を諦めきれずに声を上げて 踠いている

どこまでも届くくらいの 不確かな愛を

提げ歌おう

目路に入らぬ声を あなたとその先を

気も知れぬまま